相続人・相続財産・遺言調査

 

●他の相続人が、財産の情報（通帳など）を持っているはずなのに、内容を教えてくれない。

●相続財産を自分で調べてみたが、漏れなく調べられているか不安だ。

●あまり交流のなかった親族の財産を相続することになったが、借金の方が多いのではないかと心配。

●平日は仕事があるため、戸籍収集のために役所へ行ったり、銀行に行く時間を作れない。

●自分で戸籍収集や預金照会をしようと思ったが、面倒でできなかった。

●自分に面識のない、腹違いの兄弟姉妹がいるらしいので調べたい。

●他の相続人が、亡き母の遺言を持っているようだが見せてくれない。

 

相続人・相続財産を、正しく調査し把握することは『家族の縁』を守るために重要です！

 

　当事務所では、遺産分割を始めるときに必要な「相続人の数」「相続財産の額・種類」「遺言の有無」を調査し、今後の遺産分割の方針をご提案させていただくサービスをご用意しています。

 

　費用は、作業の過多に応じて若干の変動がありますが、基本的に20万円（税抜）です。
　他の相続人との交渉を弁護士に依頼するか悩んでいる方、相続財産を把握してから今後のことを考えたいという方は、是非ご相談ください。

 

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相続人確定の必要性

 

　被相続人（亡くなった方）が遺言書を作成していない場合は、遺産分割が完了するまでの間、各相続人が遺産に対して法定相続分を受け取る権利があります。

 

　遺産分割は、各相続人の協議で行われるのが原則ですので、まずは相続人の範囲を確定させる事が必要です。

 

　相続人の範囲が確定しない段階で遺産分割を行ってしまうと、その遺産分割が無効になってしまい、遺産分割協議をやり直ししなければならなくなるなど、面倒なことが発生する場合があります。

 

　親族が亡くなられて辛い時期に、遺産分割協議をもう一度やり直すのはとても悔しいことです。このような無駄な時間を発生させないためにも、初めに丁寧に相続人を調べておく必要があります。

 

相続財産の調査を専門家に依頼すべき理由

 

　『相続財産』と聞くと、プラスのものをイメージされる方も多いかと思いますが、実際には借金や住宅ローンなど、マイナスの財産が存在することもあります。

 

　このような場合には、相続放棄をして債務をなくすことが可能です。しかし、その申述期限は3か月以内と短く、3か月を越えると相続放棄をするのが難しくなるため、相続財産はお早めに調査する必要があります。

　また、当然ですが、不動産や株式などは価値が日々変動しています。預金額も、普通に生活していれば変動するものです。

「10年前には、3000万円の預金があると聞いていたが、通帳を見ると500万円になっていた」というご相談や、「再開発によって土地の価格が急上昇しているため、昔はいらなかった土地の権利も欲しくなった」というご相談をよくいただきます。

　このような時には是非専門家による正確な調査を依頼すべきです。

 

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　例えば、他の相続人による使い込みだと思っていたが、調査をしてみたら全て生活費だった、ということもしばしばあります。

　不明瞭なお金の移動があれば、専門家が見るとすぐに分かるので安心です。

 

　また、遺産分割の前に、種類（金融資産・不動産など）や遺産の額、合理的に分ける方法などが明確になっていないと、各相続人の思い込みで遺産の取り分を主張し合う形になるため、親族間トラブルの発生率が高まります。

 

　遺産分割をきっかけに、仲の良かった家族の縁にひびが入ることもあります。

「遺産分割の話し合いの場だったのに、親族の罵り合いの場になってしまった」「一家離散となり、親戚付き合いが無くなってしまった」「信じていた兄弟に、除け者にされた」と、泣きながらご相談をされる方も少なくありません。

 

　当事務所では、このようなご相談をお受けする度に、もっと早くご相談いただいて、正確に財産調査を行い、きちんと遺産分割案を提示すれば、家族の縁が壊れることもなかったのに・・・と心を痛めています。

 

　そのため、当事務所はできるだけ早いタイミングでの相続人・相続財産・遺言の調査をおすすめしています。当事務所へご相談いただければ、相続をきっかけに家族の縁が切れることのないよう、しっかりとサポートさせていただきます。

 

　相続財産について不安なことがあれば、是非お気軽にご相談ください。

 

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解決事例

相談内容

 

　Ａさんの夫が亡くなりました。相続人は、配偶者であるＡさんと被相続人（亡くなった方）のご兄弟のみ、とＡさんは認識していましたが、戸籍収集等による確認はしていませんでした。また、兄弟の住所・連絡先なども把握できていませんでした。

 

　相続財産については、預貯金があることと、どのくらいの残高があるか把握されていましたが、その他に、近くの信用金庫に借りていた貸金庫があるらしい、という話もありました。

　ただ、耳に挟んだ程度の話であり、信用金庫に照会する時間も取れなかったため、その真偽は分かっていませんでした。

 

　上記のような事情のため、Ａさんは、遺産分割協議をしようと思っても、遺産分割を進めることができない状況でした。

 

　Ａさんはご高齢で、細かい手続きをすることが困難に思われていた点から、当事務所へご依頼いただきました。

当事務所の対応

 

　まず、夫の兄弟の住所を明らかにするために、夫の戸籍謄本・戸籍事項証明書・戸籍の附票等の書類を収集しました。

　さらに、そこから分かる、兄弟の戸籍謄本等の書類も収集することで、相続人を確定させることが出来ました。あわせて、夫の兄弟の現住所も判明しました。

 

　夫が借りていた貸金庫については、相続人全員の署名・押印を得て、Ａさんと一緒に金融機関に行きました。

　貸金庫を開けたところ、現金と預金通帳が発見されたため、財産をすべて把握することができました。

 

　このように、相続人・相続財産調査をすることで、遺産の内容を正確に把握し、遺産分割協議を行うことができます。

 

　Ａさんは、相続人・相続財産調査に抜け漏れがないか心配に思われていましたが、ご依頼いただいたことで、迅速に調査を行い、正確な財産を把握することができたため、非常に安心されたご様子でした。

 

　このように、相続発生後には、なるべくお早目に弁護士にご相談いただくことで、円満かつ早期に遺産分割問題を解決することに繋がります。

 

相続人調査・相続財産調査お任せプランのサービス内容

 

相続人・相続財産調査・遺言調査を実施　

 

　当事務所にご依頼いただければ、戸籍収集などの相続人調査、預貯金や不動産、その他マイナスの財産を含めた相続財産調査・評価を迅速に実施いたします。

 

　また、被相続人が公正証書遺言や、自筆の遺言を遺していないかも調査いたします。

 

　戸籍の収集は簡単に思えますが、これまでに経験されたことがない方にとっては、骨の折れる作業になります。

 

　 結婚や離婚などにより、本籍地が変更になっている場合は､戸籍を辿りながら、複数の役所から戸籍を取り寄せる必要があるなど、想像以上に大変です。

 

　また、預貯金の照会を行う際は、該当する複数の金融機関等との間で、必要書類の確認のためのやり取りが必要になります。金融機関は、平日のみしか対応してもらえないところも多いので、時間が十分になければ、円滑に進めることは難しいです。

 

　当事務所の『相続人・相続財産調査パック』をご利用いただければ、迅速に、漏れなく調査を行うことができます。

 

　時間がない、お足元が悪いなど、相続調査をご自身で実施いただくことが困難な場合や、煩雑な作業から解放されたい方は、是非ご相談ください。

 

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調査をもとに、遺産分割の方針を提案

 

　相続人・相続財産調査の結果によって、ご依頼者の方に合った遺産分割の方針を提案させていただきます。

　遺産分割の方針について提案させていただくまでが、調査パックの費用に含まれておりますのでご安心ください。

 

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